中村好江

Trumpet

中村好江  Yoshie Nakamura

 

鈴鹿市生まれ。玉垣小学校金管バンドにて、9歳でトランペットをはじめ、

中学一年時にJAZZ発祥地ニューオーリンズで出逢ったトラディショナルジャズの虜に。同時期に地元ショーバンドの女性ラテンビッグバンド "Maria Elena" 、エヂソンデキシーバンドで仕事を始め学生時代を全国各地、国内外にて演奏漬けで過ごす。


 12歳の頃よりアメリカ、ジャマイカ、キューバ、ハワイ、タヒチ、オーストラリア、シンガポール、フィリピン、韓国、中国、フランス、イギリス、オランダ等、様々な国の文化、音楽を現地で体験する。

18歳で単身 N.Y. のハーレムに行き、世界的に有名なトランペッター、 Lew Solff と Jon Faddis に指導を仰ぐ。

19歳のときに父親と親交のあったジャズ界の大御所、故・松本英彦氏の勧めにより銀座ヤマハホール公演(ゲスト雪村いづみ・前田憲男)でのソロデビュー以後、精力的にソロ活動を展開。

その活動は数々の新聞にも取り上げられテレビにも多数出演。東海NHK"オアシス21"オープニング記念番組特集に「中村好江トーク&ライブ」を1時間生放送にて出演。国民健康保険CM、JR伊勢鉄道CM等。
 地元鈴鹿では、教育委員会•夢工房より専任講師としてこども達とのふれあい講演18年活動。又、鈴鹿市におけるキャッチコピーや文化のまちづくりなど含め、2009年より鈴鹿シティセールス特命大使として鈴鹿と•き•め•き カルチャー大使を務める。

 

ライブ、イベント、ジャズフェス、音楽鑑賞、奉納演奏、神社コンサート、福祉協議会、人権文化センター、人権博物館、森の皮むき間伐、生物多様性等の環境イベントへの講演•演奏などでも活動。2010年パリのアートフェスティバル出演、2013年には日本大使館主催国交10周年として東ティモールへ演奏。

現在、毎年ニューオーリンズと往来。老舗プリザベーションホールにて演奏の日々に漬かる。

Danny Barker Festival、French Quarter Festivalに出演。
自身のバンド”中村好江わくわくHOT4”、そしてソロにてトラッドジャズ音楽家として東海地方、東京等を中心に全国各地、国内外にて活動。

 

大切にしていることは、すべての出会いの瞬間。生活に寄り添うニューオリンズジャズの匂いのあるサウンドを愛し、持ち前の明るさと、心のこもるトランペットで今日という日を味わい深く照らす音を込める。音楽生活32年となり、幅広い年齢層から人気を得ている希少なニューオリンズジャズスタイルの女性トランペッター。

 

 

 

〜アルバム〜

自身のバンド「中村好江わくわくHOT6」にて2012年1stアルバムをリリースし、地元東海発信のトラッドジャズシーンを紡いでいる。

トラッド音楽のバディであったラグタイムピアノ名手・板谷大氏の旅立ちにより、アルバム録音目前で叶わなかったが、板谷氏と都内の実力派若手ニューオリンズジャズマンと結成バンド「Careless Nuts5」にて2020年3月浅草HUBでのライブ録音が2022年に発売され、躍動感にあふれる楽しいライブアルバムとして好評を博している。